【文化のみち二葉館】(名古屋市東区撞木町)の2階和室で華麗なる浮世絵の世界を布キルトで見ることができます。11月24日(閉館5時)まで開催中です。
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浮世絵きると作品
愛知県あま市在住の浅野裕子さんのきると作品を見てきました。
元々キャシー中島さんの門下でいらっしゃったようですが、2007年にハワイアンキルトから転向されました。展示作品の中で一番大きいサイズの作品からご紹介します。
楯186.7X横256.9センチ、制作日数は1年10ケ月だそうです。
作品の一部を拡大してみます。
プリント生地かと思いきや、なんと無地の布に1本取りで刺繍がされていました。
作品の原画がこちら↓拡大コピーして布に書き写していく作業も大変ですね。
お相撲さんの身体にフエルトが使われていました。
ハワイアンキルトで見かけるエコーキルトも使われていました。
浅野さんは浮世絵の≪風景より人物が好き≫とおしゃっていました。
ボーダー部分が額縁仕立てで裏面まで同じサイズで囲んであってバインディングしないやり方が参考になりました。裏布にもこだわりの生地が使われていて、細部まで丁寧な手仕事に頭が下がります。
浮世絵は100年以上経っているので著作権の問題もないということでした。
【文化のみち二葉館】での展示は2年ごとだそうで、次回は2026年になります。
楽しみに待ちたいと思います。
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