今月もコンサートにおでかけしてきました。


≪悪魔の楽器≫と称されるバンドネオンのコンサートから今月はスタートでした。
平田耕治さんのバンドネオンコンサート
会場:三重県文化会館大ホール
演奏日:2025年5月14日
曲目:J・ガーデのジェラシー・ピアソラのアディオス・ノニーノなど13曲



三重県では4月から来年3月まで毎月1回ランチタイムにワンコインで聴けるコンサートが開催されています。素晴らしい方のラインナップになっていて羨ましい限りです。




大好きなバンドネオン奏者・平田耕治さんとピアノの永易理恵さん、いつものデュオにバイオリンの那須亜希子さんが加わって力強いトリオ演奏でした。
ウインドファミリーなごや第20回記念定期演奏会


会場:アマノ芸術創造センター名古屋
演奏日:2025年5月18日


若い方が多く総勢70名余の吹奏楽団でした。今年創団25年目を迎え、今回は記念すべき第20回めの演奏会ができたということで感無量になられた指揮者の武田直樹さん。卒業された大学が主人と同じだったので、世代は違いますがとても親近感を覚え応援したくなりました。毎回満員御礼の演奏会。次回は孫と一緒に聞きに行きたいです。
コンサート最後のお決まり曲は≪さざえさん≫でした。

揚輝荘四季折々コンサート 天空のテノール&馬頭琴
会場:揚輝荘・聴松閣B1F多目的室
演奏日:2025年5月25日
曲目:万馬の轟、牧歌/イヨマンテの夜、オーソレ・ミオなど


馬頭琴演奏はウン・ドスさん。8歳のお子さんとの演奏も聴かせて下さいました。


馬頭琴の弦は横から押すそうです。ここがバイオリンと違うと教えていただきました。
馬頭琴を演奏しながらモンゴルに伝わる伝統的な喉歌唱法=ホーミーの独特なうなり声からは≪モンゴルの大地や草原≫を感じました。
民族衣装を着たテノールの包金鐘(ボウ・ジンゾン)さんは会場を揺さぶりました。


大声量でオーソレ・ミオやマイ・ウエイを日本語を交えて歌って下さって、【天空のテノール】と呼ばれる素晴らしい歌声に納得。大拍手を送りました。
お二人とも日本語がお上手、ちょっぴりジョークも言えて観客の私達と上手くコンタクトをとられ、素晴らしいエンタテイメントでした。

笙と篳篥で雅な演奏会
会場:名古屋市演劇練習館アクテノン


演奏日:2025年5月31日
曲目:朧月夜、アベマリア、越殿楽今様、オリジナル曲、マイウエイなど
45分ほどの演奏会で、50名定員満員御礼。
32歳、お若い雅楽器奏者のお名前は作曲家でもある田中佐京さん(愛知県岡崎市出身)。


演奏は、お茶目なMCとは正反対でとても力強かったです。全身で演奏されていました。




音色は木菅楽器・パイプオルガンの音色にも似ていました。
1400年前(東大寺の大仏建立)から続く悠久の音色は神社で聴く雅楽に留まらず、新しい弾き方で【モダン雅楽】へと進化を続けます。期待の星です。