熱田神宮に近い白鳥(しろとり)庭園に行ってきました。
敷地面積は3.7ヘクタールあり、まあまあの広さです。
(25mプール約36コ分・東京ドームの8割ほどの大きさです)
中部地方の地形をお庭に見立てた池泉回遊式日本庭園です。
2/11から2日間、敷地内の清羽亭で椿茶会、椿市、椿展が開かれました。
白鳥庭園めぐり
チケット売り場を過ぎると、このような長い道が続き、滝の音も聞こえてきます。
とっても穏やかな春を思わせるお天気のせいか?写真が白っぽく写ります。
美しい雪吊りが名古屋でも見れます。兼六園に負けてないでしょう?
松竹梅と続きます。
松尾芭蕉の弟子の服部嵐雪が詠んだ俳句「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」とは、今日みたいな日に詠まれたのかな?
ギャラリー清羽亭(せいうてい)
椿茶会のチケットは早い時間に完売となり、お茶席には参加できませんでした。
お茶会のお菓子は有名な菓匠が作られた椿の葉で包んだ【椿餅】と聞きました。
椿の苗木、江戸時代の『椿花図譜』(復刻本)と絵巻物『百椿図』の意匠の再現は誰でも見ることができます。
椿市
椿の見せ方がおしゃれです。
販売されていた椿の苗木↓のお値段はピンキリで、5万円~500円です。
百椿図(ひゃくちんず)
簡単に言うと、江戸時代の椿のフラワーアレンジメントです。
江戸時代の水戸黄門さまや大名が、三方やお膳、水差し、盃や茶碗、文箱、竹炭などを花器に見立てて楽しまれた椿を描いたのが『百椿図』で、中でも有名なのが播磨国の明石藩主の松平忠国によって作られたものです。(説明これであっているかな?)今回は、日本ツバキ協会支部【葵カメリアソサエティー】の方が、再現されました。
今回の為にカブを腐らせないよう保存するのが大変だったそうです。
椿を愛でる良い機会になりました。
豪華なお花でなくてもちょっとしたアレンジ出来そう~ヒントがいっぱいです。
※次のブログでは、
白鳥庭園の『汐入亭』(しおいりてい)でお雛様たちとほっこりひと休み、そして≪桜色のお菓子のお買いもの≫をお届けします。