私の散歩道の東西南北に桜並木があります。
桜の葉がどんどん落ちていますが、私は、まだ半袖着てます。
本格的な秋はいったいいつ来るのでしょうか?
秋のキルト
2016年12月、第26回キルトジャパン賞で協賛社賞を頂きました。
テクニック
「ログキャビン」と「やしの葉」と「メイプルリーフ」のパターンで作りました。
茶系の布にしびれていた(笑)頃の作品です。
刺繍テクニックは、少しひねりのある斉藤謡子先生の本を参考にしました。
この作品は、木の年輪をイメージしています。
作品タイトル:生命の木
作品サイズ:縦80X横80センチ
作品の中央部分
中央部を拡大します。
最初、中央部分にペイズリー柄を刺繍していました。
が、図案も刺繍糸の色もピンとこなくて、全部ほどきました。
代わりに新芽・双葉のアップリケと刺繍にやり直しました。
作品のまわりの4ケ所の角
最初、センターに併せて、外側4ケ所の角もログキャビンで仕上げていたので正方形で完成していました。4つの角のログキャビンにも、中央部同様のペイズリー柄の刺繍をしていました。
どうも、この刺繍の図案に問題がありそう。(残念なことにペイズリー刺繍の画像がない・・・)
刺繍は全部ほどきました 。
そして思い切って、角を斜めに切り落しました。ログキャビンの名残りがあります。
せっかくの完成品にハサミを入れるのはドキドキします。
中央部分に双葉をアップリケしたので、ログキャビンの名残り部分には若葉の刺繍をしました。
そして4つの斜め角にはキルト綿を使った若葉を作って飾りました。
布の若葉とフェルトの葉(市販品)はパイピング部分で繋がっています。
パイピングの色も最初の茶系からグリーン系に代えて、やり直ししました。
ちょっとオーバーな言い方ですが、紆余曲折を経て完成した作品です。
自然のカラーチャート
最近の散歩で拾った桜の落ち葉を並べてみました。
自然のカラーチャート!見事な【色相環】ができました!
緑から黄色から赤へ、最後はこげ茶になって枯れていく自然の姿を見て、この作品は「やり直してよかったな」と改めて思いました。